社員の食料備蓄を農家に任せる「農家の備蓄」法人プランは、社員1人あたり年36,000円(税抜)から。入会金は1法人10,000円で初回だけ。人数別の早見表と支払いの時期、稟議に書くときの3つの見方を、総務・人事・経営者向けにまとめました。
先に答え:社員1人あたり、年36,000円から(税抜)
会社の備蓄に、食料も入れたい。でも、いくらかかるのか。稟議に何と書けばいいのか。総務や人事の方から、まず聞かれるのはこの2つです。
松橋農場の「農家の備蓄」法人プランなら、答えは短くなります。社員1人あたり、年36,000円(税抜)から。1日あたりにすると約98円です。この記事では、その内訳と人数ごとの費用、支払いの時期、稟議に書くときの見方を、順番に説明します。
BCPは「事業継続計画」のことです。ここでは食料のBCP、つまり災害などで物流が止まったときに、社員とその家族の食べものをどう確保するか、という意味で使います。
2つのプランと、含まれるもの
「農家の備蓄」は、買った備蓄食を倉庫に置く方法ではありません。社員1人の1年分を目安にした小麦と大豆(プランによってはお米も)を、北海道・十勝の松橋農場が種まきから育て、収穫後は低温庫で1年間保管します。もしものときは会員に優先して全量をお渡しし、何も起きなければ、平時のかたちで社員と会社に還ります。
| 豆麦プラン(法人) | 米豆麦プラン(法人) | |
|---|---|---|
| 年会費(社員1人あたり・税抜) | 36,000円(1日約98円) | 54,000円(1日約148円) |
| 備蓄する内容(1人・1年分) | 小麦30kg+大豆9kg | 米30kg+小麦30kg+大豆9kg |
| もしものとき | 加工品を含め、全量お引き取り | 加工品を含め、全量お引き取り |
| 平時に届くもの | 年末に松橋和牛ギフト(社員1人あたり10,000円相当) | 松橋和牛ギフト+玄米10kgが会社へ |
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種は100%国産です。
入会金は1法人10,000円、初回だけ
年会費のほかにかかるのは、入会金10,000円だけです。1法人につき1回、初年度のみで、社員数が増えても変わりません。入会金は農場の井戸づくり、つまり会員みんなの水の確保に使われ、退会時も返金されません。
この記事の価格はすべて税抜で、消費税は別途かかります。
人数別の早見表(10人・30人・50人・100人)
計算のしかた
年会費は「社員数 × 1人あたりの単価」です。初年度だけ、これに入会金10,000円を足します。2年目以降は年会費のみです。
| 社員数 | 豆麦プラン 年会費 | 初年度(入会金込み) | 米豆麦プラン 年会費 | 初年度(入会金込み) |
|---|---|---|---|---|
| 10人 | 360,000円 | 370,000円 | 540,000円 | 550,000円 |
| 30人 | 1,080,000円 | 1,090,000円 | 1,620,000円 | 1,630,000円 |
| 50人 | 1,800,000円 | 1,810,000円 | 2,700,000円 | 2,710,000円 |
| 100人 | 3,600,000円 | 3,610,000円 | 5,400,000円 | 5,410,000円 |
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※金額はすべて税抜です。
たとえば30人の会社なら、豆麦プランで年1,080,000円。社員1人につき、月3,000円の計算です。人数はこの表どおりでなくてかまいません。いまの社員数に単価をかければ、そのまま稟議の金額欄に書けます。
支払いの時期
支払いは銀行振込です。会員規約では、法人会員は5口以下が一括払い(4月末日まで)、5口以上は分割払い(4月末日に半額、11月末日に残額)が原則と定めています。上の早見表の人数は、いずれも分割払いが原則になります。種まきの前に生産の準備を整えるための決まりで、4月末が最初の期日です。
請求書でのお支払いなど、カート以外での手続きもご相談いただけます。詳しくはお問い合わせください。
「買って置いておく備蓄」と、費用の考え方はどう違う?
金額だけを見れば、市販の備蓄食をまとめて買うほうが安く見えることもあるでしょう。ただ、費用の性質が違います。
期限切れの入れ替えと廃棄がない
買って置く備蓄は、数年ごとに期限が来ます。入れ替えの手配と、まだ食べられそうなものを捨てる作業が、そのたびに発生します。農家の備蓄は、毎年新しく育て、前の年のぶんは食べて更新する仕組みです。入れ替えも廃棄も、費用の外にはみ出しません。
平時に社員へ還るものがある
何も起きなかった年、年会費はそのまま消えません。年末に、社員1人あたり10,000円相当の松橋和牛ギフトが届きます。豆麦プランの残りの備蓄は、翌年、麺や味噌などの加工品として提供されます。米豆麦プランは、玄米10kgも会社宛てに届きます。
年36,000円のうち10,000円相当が、年末に社員の手元へ戻る。備蓄の費用と福利厚生の費用が、ひとつの支出に重なっているのが、この仕組みの特徴です。
※返礼品の内容と数量は、収穫状況により年度ごとに見直すことがあります。
置き場所がいらない
社員30人ぶんの小麦と大豆は、合わせて約1.2トンになります。会社の倉庫に置くのは現実的ではありませんが、備蓄先は農場の提携する低温庫です。社内の置き場所も、管理の手間も要りません。
稟議に書くときの3つの見方
同じひとつの支出を、社内では3つの角度から説明できます。
1. 食料のBCPとして
もしものとき、社員とその家族の主食をどう確保するか。備蓄を引き出せる条件(震度6弱以上の地震、48時間以上の物流遮断、72時間以上の広域停電など)と受け取りの方法は、会員規約の第6条・第7条に書かれています。条件と手順が文書で決まっていることは、会社のBCPの文書にそのまま引きやすい点です。
2. 福利厚生として
年末の松橋和牛ギフトは、社員一人ひとりに届きます。会社が食料を備えていること、その備えが年に一度おいしいかたちで還ること。どちらも社員に伝えられます。会社側の経理処理(勘定科目や、社員への課税の有無)は会社ごとの判断になりますので、顧問税理士にご確認ください。
3. 対外発信として
四代つづく十勝の農家と組み、社員の1年分を畑から育てる取り組みは、SDGsや地域貢献の観点から対外的にも語れます。会費の内訳と使い道は、毎年度の事業報告で会員に開示されます。
食べものが無くて本当に困ったときにこそ、その人に真の喜びを与えられるはずだ。― 代表・松橋泰尋(「私たちの想い」より)
導入から1年の流れ
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| ご相談・お申し込み | 人数とプランを決める。まずは30分のオンライン説明から |
| 4月末 | ご入金(種まき前)。一括は全額、分割は半額 |
| 5〜6月 | 種まき。会員のぶんの小麦・大豆・米を作付け |
| 8月 | 小麦の収穫。低温庫へ搬入 |
| 11月 | 米・大豆の収穫、搬入。分割払いの残額はこの月 |
| 年末 | 松橋和牛ギフトが社員へ。米豆麦プランは玄米10kgも会社へ |
| 12月末 | 翌年の継続をしない場合は、この日までにお申し出 |
| 翌年 | 残りの備蓄は、麺・味噌などの加工品で提供 |
搬入の時期は目安で、地域差が出ることがあります。
申し込む前に確認しておきたいこと
- 申し込みから8日以内なら、入会金を含む全額が戻ります。それ以降は種まきと生産が始まるため、年度途中の退会・返金は原則できません。
- 契約は1年ごとの自動更新です。翌年の継続をしない場合は、その年の12月末日までにお申し出ください。翌年の作付け計画を決めるためです。更新のときには、その年度の備蓄状況と収穫実績の報告があります。
- もしものときの受け取りは、提携倉庫の事業者が、近くの法人会員の事業所などへ配送します。会員が全国の備蓄拠点まで自分で行く方式ではありません。
- 天候で収穫が減った年は、全国の連携農家からの代わりの供給か、翌年度の数量調整で対応します。
- 年度途中の社員の増減や、複数の拠点に分けての備蓄は、お問い合わせください。
まずは30分、オンラインで
人数もプランも、決まっていなくてかまいません。「うちの会社の場合はいくらか、どう進めるか」を、一緒に考えるところから始めます。法人向けの案内は、農家の備蓄プロジェクトのページにまとめています。